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最終更新: 2008/07/13

セレクション・バインディング

セレクション・バインディング

コンボボックスやリストなど、複数項目を扱うコンポーネントでは、選択状態をフォームオブジェクトに取得したり、逆に設定したりすることができます。

このような機能を セレクション・バインディング(Selection Binding) と呼びます。

インポート・セレクション・バインディング

先ほどの画面で、コンボボックス(id は dept)の選択項目を得るには、以下のように @ImportSelection アノテーションをフィールドに記述します。

フィールドの型は、バリュー・バインディングで指定した型と同じである必要があります。

このように記述することで、コンボボックスで選択された項目に対応するオブジェクトが、フィールドへバインドされます。

    @ImportSelection(id = "dept")
    private DepartmentDto selectedDepartmentDto;

エクスポート・セレクション・バインディング

逆に、画面表示の際にあらかじめ選択項目を指定する場合、以下のように @ExportSelection アノテーションをフィールドに記述します。

これで、フィールドの持つオブジェクトに対応する項目が選択されます。

    @ExportSelection(id = "dept")
    private DepartmentDto selectedDepartmentDto;